1年越しの正門帝国記ー#1 ”帝国の成り立ち”と”家臣”について(AmBitious編)

誠実で頭の冴える家臣がバラの花束と手紙を帝王に進呈してから今日で1年を迎えようとしています。

正門帝国旅行記の終わりと共に迎えたモラトリアム(学生時代)の終わり。

帝国の終焉と共に国を追われた国民C(私)は

社会という大海原へ投げ出され、揉まれに揉まれ、

それでも負けじと毅然とした(舐めたともいう)態度でライブに行き続けた社会人1年目が終わろうとしています。

(文字に起こすとどんどん上司に申し訳なくなってくる。新卒教育を担う部署の人間とこないだ、半年ぶりに話した。会話が続かなかったのでフエラムネの話をしときました。)

 

そんな今日という日にようやく帝国の想い出を書こうと重い腰を上げました。

 

”帝国記”を書くことで、帝国の終わりを認めてしまうのが嫌で嫌で堪らなくて。気づいたら1年経ってしまいました。でも、それ以上に記憶がこれ以上薄れるのは嫌だなと思い、ペンをとった次第です。

 

拙く読みにくい文章ではございますが、まあ、これは

「私の、私による、私のための記録(最悪リンカーンですので、どうぞよしなに…。

 

 

"正門ソロコン(通称:正門帝国)"って何?

「そもそも"正門ソロコン"って何?」という方もいらっしゃるかと思います。(というか、私も一年経った今でも「"正門ソロコン"って何?」って思っています)

簡単に説明させていただきますと、

正式名称を正門良規Solo Live SHOWというライブのことです。

当のご本人はこちらのライブロゴの入ったセットを見て、

 

「俺の名前ってこんなに四角いんやなぁ…そりゃロゴも四角くなるわなぁ…(2022/2/26 13:00公演)」

 

と人生25年にし、自分の名前に対して新たな発見をしていました。

とても良い気づきですね、さすが帝王。

 

ご説明が遅れました…、こちらの松竹座のコンセプトは「帝王」

ですので、観客は国民ですし、正門くん以外の出演者は家臣ですし、正門くんは帝王です。

世界一福利厚生が整った帝国でした…。

開催期間は2022年2月25日(金)〜2022年3月31日(木)。初日付近は雪が降っていて、千穐楽付近では桜が満開に。冬から春へ、そんな季節の移ろいも松竹座で感じる1ヶ月ちょっとの日々でした。

公演数はなんと・・・ジャニーズJr.としては異例すぎる43公演。

改めて文字に起こすと、こんなことをさせてもらえるだけ周りから信頼されている正門くんのスゴさ。1つのコンサートを作るのにどれだけの人が、どれだけの会議を経て、開催に至るのか。そしてそれにGOが出ること。

1年前に感じたスゴさを社会人になると、また少し違う視点でまじまじと感じます。

 

そんな1年経っても色褪せることのない記憶と異例さ、そして幻のように楽しい時間。それが”正門ソロコン”です(個人の感想も含む)。そして、これが帝国としての成り立ちになります。

 

帝国の参加メンバー(家臣)について

※この章以降はすでに退所した方のお名前も含みます。「このコンサートを語る上でこの方のお名前を外すわけにはいかないな」と思い、書き記した次第です。ですのでお気に触る方はブラウザバックしていただけますと幸いです。

この帝国の歴史を記すにあたり、活躍した家臣(バックのJr.の皆様)を語らずして、記録とは言えません。ですので、お一人ずつ、できる限り詳細に綴っていきたいと思います。

 

1.出演グループについて

出演グループは、AmBitiousBoys be.、関西無所から3人、そして奇しくも正門くんが25歳の誕生日を迎えた日に入所した21年組のメンバー

AmBitiousとBoys be.はグッズも発売されました。バックがポスターでは分からず、「バック、初日までわからないやつ??」とざわざわするなか、しれっとグッズで解禁されたのも良い思い出(該当担からしたら良いのか悪いのかわかんないですよね、失礼しました)です。

 

また、AmBitiousは徐々にメンバーが追加になっていく方式、関西無所は3人で固定(2/25・26のみ福井・佐藤のみ)、Boys be.と21年組は公演期間の前後半2チームに分かれての出演でした。

以降の各メンバー紹介では、「ソロコン中の出来事」と「その後の正門くんとの関わり」を軸に書かせていただきたいと思います。ですので、普段、担当をされている方とは違う感想を述べているかもしれません。

解釈違いが嫌な方、ブラウザバックをお願いします。

 

2.各メンバーについて AmBitious編

徐々にメンバーが追加されていく方式で人数が増えていったAmBitious。各メンバーの出演開始日もメンバーについてで記載していきます。

※最終日に私服で現れた岡くんは、今回は割愛させていただきます。笑劇面白かったです。

 

この時はまだメンバーカラーが決まっておらず、私の友人の真弓担は黄色のペンライトを振っていましたし、蓮王担はピンクのペンライトを振っていました

グループ結成から日が浅いにも関わらず、ダンスや歌の完成度は高かったです。Drift(免許持ちは1人)、超良かったです。

公演期間の終わりの方でかんじゅ日誌でメンカラ決めます!みたいな宣伝してた気がします(確か)

 

真弓孟之

出演開始日は2/28 18:00公演。

真弓くんは自己紹介コーナーで「おでこが硬い!」とおでこでドラム(?)してたり、15秒で折り紙してたのを覚えてます。「15秒で鶴作ります!(満面の笑み)」の9秒くらいで作ってた紙投げ捨てて、出来上がった鶴を満面の笑みで取り出していたのが一番記憶に残っています。ちょっとサイコっぽいというか、普通の皮被っているように見せて・・・?の人・・・?もしかして・・・?と思わせる場面でした。

その鶴を福井くんが正門帝国ver.の鶴の恩返しで使用していたのも含めて、すごく良い特技紹介だったな〜と1年経った今、他担ながらに思います。

パフォーマンスの面では『サクラ咲ケ』の「コンビニで雑誌、立ち読みしてた 昨日の僕にバイバイ」のところで「コンビニの看板(多分ローソン)作って、本を読むジェスチャーして、後ろ≒昨日を指差して、バイバイする」という誰よりも歌詞に忠実で、元気と笑顔いっぱいで踊ってたのが印象的でした。

 

河下楽

出演開始日は2/25 18:00公演。初日から舞台を支えた1人です。

楽くんは自己紹介コーナーでずっと歌を歌っていました。ちょうどAぇ! groupの佐野くんがテレビ番組でカラオケ100点をとった頃で、「僕も出たいです!」と語っていたのが1年経った今も記憶に残っています。期間中にミュージカル『星の王子さま』の主演が決まって嬉しそうに報告してたのも、見ていたこちらが幸せな気持ちになりました。

上述の通り、歌声に定評がある楽くん。パフォーマンスで記憶に残っているのは『僕の恋愛事情と台所事情』。正門くん、福井くん、楽くんの3人のハーモニーはすごく優しく温かい3人の人柄が出ているようで、本当に泣きそうになりました。

あと、AmBitiousメンバーが揃う前に『恋降る月夜に君想ふ』を歌っていたんですが、それが凄い良かったです。誠実な恋愛ソングが似合う人だなと思いながら聴いてました。マジで寝れる歌声、ヒーリングボイス(凄い良い意味)

 

吉川太朗

こちらも出演開始日は2/25 18:00公演。初日から舞台を支えた1人です。

自己紹介で”ほぼ毎回正門くんに戦いを挑んでいた人”という印象です。

「正門くんと仲良くなりたいので」、すべてこの前置きで戦いが始まります。「あ、今日は正門くんが勝ったかな?」という日も、気づいたら吉川太朗に軍配が上がっていてもう何が何だかよくわからんなぁと思っていました。でも毎回、負けた正門くんの地団駄が死ぬほど可愛いので感謝しております。ありがとう。

あとは、2/26 17:00公演の時、「正門くんがソロコンのリハ期間中、雪が降った日に誰よりもはしゃいでいた」というとんでもなく可愛らしい正門くん情報を暴露をしてくださったこと、今でも忘れておりません。大感謝。

パフォーマンスの面では、『100% I LOVE YOU』の「待ちに待った〜レスポンス」の1フレーズがすごく良かった。歌が上手いってそこで初めて知りました。もっと歌割り増えてもいいのになって本気で思うくらい甘くて柔らかい素敵な歌声でした。

 

小柴陸

こちらも出演開始日は2/25 18:00公演。初日から舞台を支えた1人です。

正直、彼のイメージは完全に”上海”で、お笑いの子だと思ってました。

なので、3/24 18:00公演とかでやってた「ん以外の50音で5・7・5」みたいなことをいつもやっているイメージでした。

そんなイメージを一蹴したのが正門くん、福井くんと共に披露していた『まいったネ今夜』。ダンスのキレがえぐいし、JAZZダンスがめちゃくちゃに上手い。表現力と技術力を兼ね備えているな、と。この曲って、JAZZとかを上手く使ったブロードウェイ風のものを日本人の耳に馴染みやすいように上手くアレンジしてる、凄いよくできた曲だと思うんです。だからこそ曲に負けてしまって、下手にカバーすると学芸会っぽくに見えてしまう可能性を孕んでいる曲だと個人的に思っている曲の1つです。この3人は本当にこの曲をモノにしていて、少年隊へのリスペクトはありつつ、カバーとしての良さを存分に発揮していたなと。本当にイッツマイソウルで女装してた子と同一人物とは思えませんでした(「俺弱いのそーいうの〜」の歌い方が男子すぎて脳みそ毎回バグってました)。

この曲が好きすぎて長くなりましたが、「お笑いの子」っていうイメージから「ダンスも歌もできる、お笑いの子」に変化しました(結局お笑いの子)

 

浦陸斗

出演開始日は2/28 18:00公演。

浦くんは本当に自分の思い描く王道アイドルをまっすぐ進んでて、凄いなというのがソロコン前も後も変わらない感想です。ファンサ曲になると自分のファンにファンサして、自己紹介コーナーになるとアイドル擬人化と、本当にお見事でした。

浦くんには本当に感謝したい、アイドル擬人化を正門くんに振ってくれたこととかんじゅ日誌で正門くんとの写真をあげてくれたことを。出来なくてグダグダの可愛い正門くんを見れたのは浦くんのおかげですし、いつもと違うアングルの正門くんを見れたのも浦くんのおかげです。ありがとう・・・。

『恋降る月夜に君想ふ』をすごく嬉しそうに歌っていたのも印象に残っていて、本当にキンプリがすきなんだなと思った記憶があります。高めの甘い歌声は声変わり後の男性だとかなり珍しい声質ですし、すごく王道アイドルソングが似合う歌声だなと思いながら聴いていました(あとマイクにのりやすい声なのかな?)。

 

大内リオン

こちらも出演開始日は2/28 18:00公演。

パフォーマンス云々の前に、「背、でかくない?」とすごく素直に思いました。完全に時が「リオりくですっ」で止まっていた(止まりすぎ)。「ラァイオンじゃないよ」とかやってたっけ?って一瞬思った。(横山くん考案っていうお話もMCで出てましたね)。

覚えているのは練習中のギターを披露してくれたこと。関ジャニの『友よ』を演奏していて、正門くんが父の微笑みをしていたことを覚えてます。公演後の話にはなりますが、その後もアイランドTVにあげているのを見かけた気がしたので、努力の人っていう印象がこの公演を経てできた気がします。

 

永岡連王

出演開始日は2/25 18:00公演。初日から舞台を支えた1人です。

なんかソロコンとミクジュを経て、さらにファンが増えたイメージがあります。気のせいですかね?わかんないけど。

多分3/26 12:00公演で「上垣くんのすきなところを50音指定された文字スタートでいう」みたいなことをしていて、「あ、この子、そういう感じの子なんだ〜」と思った記憶があります。まいじゃにのAmB回で「充電器の音を上垣くんにしている」みたいな話も出てたので、余計に記憶が残っているんだと思います。

パフォーマンスに関しては本当に力の抜き方がうまいダンスをする子だなっていう印象です。重力があの子の周りだけ軽いんじゃないか?と思わせるようなふわっとする軽やかで華のあるダンスをする人だなと思った記憶があります。

 

井上一太

出演開始日は3/5 18:00公演。AmBtious出演メンバーの中だと一番遅れての参加になります。

この日までV6の『Can do! Can go!』を披露していたAmBitousが合流を機に『Drift』に曲が変更になったと見て、「一太のことを待っていたのかな」と思った方も多いのではないでしょうか。出演開始後、初めて見たときに本当にダンスが上手くて、数日前まで公演に出ていなかったと思えないくらい堂々とダンスをしていて舌を巻いた記憶があります。

あとはダンスのうまさを活かしてやっていた3/23 18:00公演のダンスモノマネ。大橋くん丈くんのダンスの再現度の高さはもちろん、道枝くんをオチに持ってきていたのが会場中大ウケでした。当時中3だったの、今考えても怖いな。

 

思ったよりもボリュームが盛り沢山になってしまいました。それだけ公演がない日もすごく楽しい1カ月だったんだなと書きながら再認識しました。正門くんばかり見ていたと思っていたのですが、それぞれが活躍するコーナーもあったので意外と記憶に残っていてこんな量になってしまったことが本当に驚きです。

 

長々と私的解釈を失礼致しました。

しばらく家臣編が続きます。どうぞ、温かい目でお付き合い頂けますと幸いです。

(続く)